卒園式祝辞とは

卒園式の挨拶には、保護者やPTA会長、園長先生、他にも地域の来賓などが述べる挨拶があります。
祝辞と謝辞の違いは、卒園式の来賓の挨拶が誰の立場で行われるかで区別されます。祝辞とは、文字通り祝いの言葉です。卒園式でのお祝いの気持ちを表す側の人は、園長、理事長、PTA会長、来賓などです。もし卒園児の親であってもPTA会長という立場での挨拶は、祝辞になります。そして、お祝いされる立場の人は、卒園する園児とその保護者と言うことになります。
卒園式の祝辞には、幼稚園・保育園の卒園を祝うのはもちろんのこと、そのあとに続く小学校での活躍の期待や、その子供達が幸せな人生を送れるようにとの気持ちも込めます。しかしあまり堅苦しく考える必要はありません。素直に卒園式おめでとうの気持ちを言葉にすればいいのです。
卒園式の祝辞の内容は、挨拶・メッセージ・エピソード・贈る言葉などですが、祝辞を感動的なものにするために最も重要なものは、エピソードではないでしょうか。卒園式の祝辞である以上は、ある程度話の構成は決まってしまいますが、このエピソードの内容だけは、千差万別だからです。
エピソードを盛り込むためには、まず入園式・運動会おゆうぎ・合唱会・お泊り保育・クリスマス会・バザー・遠足などの行事から見つけ出すことです。これらの行事の中には、楽しかったこと、大変だったこと、困ったこと、嬉しかったことなどのエピソードがたくさん見つかります。祝辞に盛り込む場合には、できるだけ具体的にその瞬間の感情や気持ちを盛り込むことがポイントです。
このサイトを読んでいる方は、卒園式の祝辞の挨拶をすることになった人だと思います。だからと言って、あまり気張らないことです。ほとんどの人が卒園式の挨拶などは覚えてはいないのです。あなたも覚えていないことでしょう。その程度なのだと割り切って、あまり自意識過剰にならずに肩の力を抜いて祝辞を述べましょう。


卒園式祝辞の準備

まず全体的な祝辞の構成を考えます。
1番目 園児に対して
『皆さんご卒園おめでとうございます。』など
2番目 保護者に対して
『保護者の皆様、本日はご卒園誠におめでとうございます。』など
3番目 先生方に対して
『本日無事卒園式を迎えられるのは、園長先生はじめ、諸先生方のおかげです。』など

次に運動会のこと、おゆうぎ会のことなど、思い出に残ったエピソードを盛り込みます。そして子供達が無事に卒園を迎えることができたのは、保護者の協力や苦労があったおかげでもあるので、ここでは感謝の気持ちを表します。さらには、来賓や先生方などへのお礼の言葉を述べます。最後に忙しいところ足を運んでくれたことへの感謝の気持ちを表します。締めくくりは、日付と名前を言います。
そしてお辞儀するときのコツは、頭を一番低くしたところですぐに上げないで一拍置くことです。
全体的な構成としては、このような内容を盛り込めば大丈夫です。あとは、あなた独自の言葉で個性を出しでも構いませんが、あくまでも祝いのスピーチですから、周りの人のひんしゅくを買わない程度にほどほどにしておくべきです。
自分で考えるのは大変だという人には、質問に答えるだけで手紙、スピーチを自動作成してくれる自動文書作成ツール『直子の代筆』があります。無料で利用できます。
日本人の場合、人前で話すことに対して場慣れをしている人は少なく、ほとんどの人が人前で挨拶するのは苦手と思っています。したがって、緊張して上がってしまったからと言って、情けない人だとは誰も思いません。話をするプロの方が、話をする怖さを知っているために上がるそうです。逆に上がらないのは、素人だそうです。いい思い出をつくるつもりで、気楽に卒園式の祝辞に望んでください。

卒園式祝辞での話し方

さあ祝辞の原稿が完成した後は、スピーチだけです。せっかく苦労して考えたのですから、卒園式当日はリラックスして祝辞を述べるだけです。話し方のポイントとしては、口を大きく開け、はっきりとした発音でゆっくりと話すことを意識して下さい。緊張するとどうしても、スピーチは早口になってしまいます。
アナウンサーがしゃべる速さは一分間に300字程度といいますが、卒園式の場合は、もう少しゆっくりとした一分間に250字から280字程度くらいの速さがちょうどいいのではないでしょうか。ゆっくりとした話し方をするのは少し大変ですが、できる限り意識するだけでも違ってきます。
また、どうしても祝辞の場合は棒読みになってしまいますので、意識的に緩急・強弱をつけるようにして下さい。スピーチの上手な人は、緩急・強弱のつけ方、間の取り方が上手です。
後は時間を見つけて練習をするしかありません。スピーチをすることが怖かったらスピーチで克服するしかありません。練習を積めば、段々と緊張感は少なくなってくることだと思います。くれぐれも言いますが、他の人はあなたが思っているほど意識はしていません。一言一句漏らさず聞いている人などいないのです。逆にほとんどの人があなたの話をいい加減に聞いていると思って間違いありません。
話す前に屈伸や首や手首をマッサージし、肩の力を抜いてリラックスした状態で望みましょう。何回か大きく深呼吸をすることも効果があります。人前で話すとあがってしまうというのは、程度の差こそあれ、誰でもあがってしまうものです。あまり意識しすぎないことです。スポーツ選手が取り入れているイメージトレーニングを行い、自分が上手に祝辞を述べている様子をありありとイメージしましょう。きっと上手な祝辞ができることでしょう。


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